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【現地レポート】日本最強の中高生を決めよう。U-18 全日本中高 ロケットリーグ選手権 決勝大会

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目次

特別協賛「北米教育eスポーツ連盟 日本本部 (NASEF JAPAN)」、協賛「GALLERIA」、主催団体「SuperCollider」による「U-18 全日本中高ロケットリーグ選手権 決勝大会」が開催された。
出場年齢の引き下げ、学校の垣根を越えてチームが組めるなど、ルール緩和により自由度が上がった本大会の決勝戦はどのような様子を見せたのか。

大会アーカイブ

以下のTwitchから確認できる。
U-18 全日本中高 ロケットリーグ選手権 Supported by NASEF JAPAN



総計35チームから東日本エリア、西日本エリアを勝ち抜いてきた4チームが激戦を繰り広げる決勝大会。
2024年11月3日(日)にシブヤeスポーツスタジアムにて開催された。
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総合MCにはスマブラコミュニティ大会の実況で知られるオムナオト氏。実況解説にはおなじみのkokken氏とWave氏が務めた。

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グリーンでライトアップされたシブヤeスポーツスタジアム。
急遽、椅子を増設するほど多くの観客が詰めかけた。

決勝大会出場チーム

東日本エリア

1位「 New Generations 」
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Lunatic / nai / jBoxらによる、競技シーンで活躍中のプレイヤーが組んだ正に”ドリームチーム”。
もはや説明不要なほど大会での経験を積み重ねてきた3名。N高等学校所属。
チーム全員がプロチームDETONATORに所属していた実績を持つ。
注目のLunatic選手は高校生大会3連覇を成し遂げることができるのか。

2位「 highschoolmens 」
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Stabilizen / yuu / Hiroki / kazyuboの4名。
並み居る東日本の有力チームを下し、決勝大会まで勝ち上がってきた。
当日、体調不良によりkazyubo選手 → Hiroki選手へロスター変更。
Hiroki選手のコンディションやチームワークへの影響にも注目。

西日本エリア

1位「 Vortex Vanguards 」
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東日本に対抗して西日本で強いと言われていたプレイヤー達が集結。
西日本のボスチームと言っても過言ではない。Toppy / Kroado / tapi の3名。
高校生大会オフライン常連チームのKamaseDogsからToppy選手、RLCS APAC予選にも出場したNOR、Infinity Esportsなどに所属していたtapi選手。
あまりの強さに小学生の時からフォーカスされていたKroado選手が満を持して中高ロケリ大会に見参。

2位「 POG 」
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Sanshi / Metal / Luckyの3名が福岡の第一薬科大学付属高等学校eスポーツ部から出場。
2年連続でオフライン決勝大会進出を果たした、確かな実力を持つ西日本の強豪。
普段の練習から生まれるチームワークで全国制覇を目指す。

準決勝第一試合

大会初戦を飾るのは、西日本2位「POG」 VS 東日本1位「New Generations」。
POGは昨年のオフライン経験を活かして、競技シーンでも活躍するドリームチームを相手に挑む。

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第1ゲームにはMetal選手がゴールを奪い、なんとか凌ぐシーンも見えたが苦しい展開が続くPOG。

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Lucky選手がフリップリセットからボールを持ち込み、Sanshi選手がフォローに動く。

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Lunatic選手のわずかな隙を狙って死角からカットを狙うLucky選手。

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そんなPOGの粘りをはねのけ、圧倒的なパワーで盤面を支配するのはLunatic選手。
ゲームカウント3-0でNew Generationsが実力を見せつけて決勝進出となった。

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Lunatic選手、nai選手、jBox選手は3人ともインタビューにて「Kroado選手に負けない」と発言。
決勝に上がってこいとVortex Vanguardsをコールアウト。

準決勝第二試合

続いて西日本1位「Vortex Vanguards」 VS 東日本2位「highschoolmens」。
西日本の最強プレイヤーの集まりであるVortex Vanguardsが有利とされており、対する東日本2位のhighschoolmensはこれを覆せるのか。

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試合開始直後にToppy選手が速攻によるゴールを決める。

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Toppy選手からの天井パスをバックボードにワンタッチさせてからのダブルタッチに持って行くKroado選手。

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それに続くようにtapi選手も抜群のポジショニングからこぼれ球を狙った鋭いシュートを見せつける。

負けじとhighschoolmensも食らいつく。
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どんなに見返してもこの角度では入らないと思ってしまう。
難しいゼロアングルのショットをゴールに見事に打ち込むyuu選手。
多くの応援を味方につけ、会場のボルテージは急上昇。

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ワンタッチふわりと浮かしてエアリアルドリブルを決めるStabilizen選手。

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Kroado選手をバンプしてゴールから引きはがすyuu選手、Hiroki選手がすかさずシュートを決める。
会場では呼応するような”Hiroki”コールが沸き上がった。


しかし、西日本1位の地力を見せつけるVortex Vanguardsがゲームカウント3-0で見事に勝ち切った。
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「下馬評ではあっちが強いと言われているがしっかり勝つ。NewGenerationsは俺(たち)だ」とtapi選手。
決勝への熱い気持ちでインタビューを締めくくった。

決勝

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東日本最強「New Generations」、西日本最強の「Vortex Vanguards」。
決勝開始時点で100名近くの観客が駆け付けた。激闘を予感させる日本一決定戦の行方は。

大一番、拮抗したジリジリとした展開が続く。

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1ゲーム目からオーバータイム。
Lunatic選手がデモリッションを狙う展開を作り、その隙を逃さずjBox選手が決め切る。
New Generationsがファーストゲームを奪取。

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2ゲーム目はVortex Vanguardsが勝利。
Kroado選手が運び、tapi選手が決めるコンビネーションが決まる。ゲームカウント1-1に持ち込む。

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3ゲーム目、スコア1-1からこのままオーバータイムに行くかと思われた刹那、残り時間00:00でブザービーターを決めるToppy選手。


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彼が見せたパフォーマンスにチームはもちろん、会場は大盛り上がり。
Vortex Vanguardsが最高の流れで日本一へ王手をかけた。

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4ゲーム目、後がないNew Generationsが反撃開始。
nai選手がハーフライン付近の壁を使ったピンチショットから直接ゴール。
勢いに乗ったNew Generationsがフルセットに持ち込む。大量得点を重ね最終戦に弾みをつけた。

運命の最終5ゲーム目。
のちのインタビューで語られたが、あえてボールを持たないように相手のミスを誘発させる立ち回りにシフトしたNew Generations。
Vortex Vanguardsに苦しい立ち回りを強いたことで、得点を重ねていく。
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Lunatic選手が撃ったシュートをToppy選手が外に高くクリアするも、そのボールをnai選手が壁に当てフリップリセットから冷静に決める。

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逃げ切ったNewGenerationsがゲームカウント3-2でフルセットを制した。

優勝は...

U-18 全日本中高 ロケットリーグ選手権 優勝はNew Generations。
フルセットまでもつれ込んだ決勝を見事制した。Lunatic選手は高校生大会3連覇を見事達成。

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優勝した証を掲げる3名。
”お決まり”のトロフィーの裏を見せるポーズだ。
※第一回全国高校eスポーツ選手権で優勝したOlpix選手が行ったポーズ。日本のロケットリーグコミュニティのシーンにて受け継がれている。

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優勝チーム内でのMVP選出。レベルの高いシュートを決め続けたnai選手が選ばれた。


決勝進出チームへインタビュー。
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そして...

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大会終了後、なんと2025年に第二回の開催予定があることが発表された。
詳細発表を楽しみに待とう。

中高生の皆さんは次回大会の参加を検討してみていただきたい。
是非、予選大会に参加して切磋琢磨できる仲間、ライバルを見つけよう。

ひとつずつ経験とテクニックを積み重ねて上達していく”ロケットリーグ”というゲームの魅力に憑りつかれてみてほしい。

最後に

スナップでこの大会レポートを締めさせていただこう。
これからもロケットリーグのシーンが中高生から盛り上がることを大いに期待して。

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