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RLCS 2024 Worlds 直前情報ひとまとめ!

4439文字 / 約7~8分
配信|kokken
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目次

(記載の時間や日時は全て日本時間で記載しています)

はじめに

いよいよRLCS2024の総決算、Worldsが日本時間 9月11日 深夜1時より開幕。
賞金総額1,165,000ドルと王者の座をかけて、各地域のトップオブトップ16チームが集結。
16日まで、アメリカ・テキサス州フォートワースのDickiesArenaにて熱い戦いが繰り広げられます。

( ちなみに9月8~9日までは同じEpicGames・Fortniteの世界大会FNCSが同会場にて開かれていました。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/71a72c1669dccf52a2bb134bf7a30544f9515ec4 )

今シーズンは競技シーンの技術的な成長や欧米を中心とした選手層の拡大とは裏腹に、大会規模や期間が縮小され全地域で非常にタフな生存競争が繰り広げられました。
そんな荒れた1年の締めくくりにとてつもないドラマが生まれる可能性、結構あると思います。

https://www.rocketleague.com/en/news/rlcs-2024-world-championship-fort-worth

大会フォーマット

大会は2つのフェーズで構成されています。

スイスステージ(9月11日~14日)
最初のフェーズはいつも通りスイスステージ、16チーム全てがBo5のシリーズで競います。
チームは3勝すれば次のステージに進み、3敗すれば敗退となります。
このステージで上位8チームがプレーオフに進出します。

ハイブリッドエリミネーションブラケットプレーオフ(9月15日~16日)
2つ目のフェーズでは、新しいハイブリッドエリミネーションブラケット形式が導入されます。
スイスステージから勝ち上がった8チームのうち
・上位4チームがアッパーブラケット
・下位4チームがロウワーブラケット
へ振り分けられます。
アッパーグループは準決勝への直接進出を狙うことができ、負けた場合はロウワーへ回ります。
純粋なダブルエリミネーションに比べかなり上位チームに有利になっているため、スイスの順位がこれまで以上に大事になってきます。
すべてのプレーオフの試合はBo7で行われ、9月16日に決勝戦が行われます​。

賞金

賞金総額は1,165,000ドルで、以下のように分配されます:

  • 1位:300,000ドル
  • 2位:150,000ドル
  • 3位~4位:99,000ドル
  • 5位~6位:84,000ドル
  • 7位~8位:66,000ドル
  • 下位のチームにはより少ない金額が配分され、15位~16位は12,000ドルとなります​。


参加各チーム紹介

北米


#1 G2 Esports

Atomic / Daniel / BeastMode
直近の公式大会RLCS London Majorにおいて優勝し、EUチームにも勝てる総合力の高さを改めて見せつけたG2。
EWCではBeastModeが欠場していたが、このWorldsに向けての調整がどれだけできているかがポイント。
Londonでの鬼気迫るプレイをBMが見せてくれれば、ホーム会場でのSeason9以来のNAチーム優勝が見られる可能性は低くない。

#2 Gen.G Mobil 1 Racing

ApparentlyJack / Chronic / Firstkiller
強い強いと言われつつ、予選では結果も出しつつどうにも主要大会でトップを取れないGenG/FirstKiller。
そろそろ掴みたいオフ優勝のトロフィー、この最高の舞台で勝ち取ることができるか。
Jackのプレイが一貫して高いレベルで落ち着くかどうか、3人で協調してメンタル強くプレイできるかが焦点。

#3 Spacestation Gaming

Lj. / hockser / Chicago
上2チームと比較すると結果は少し劣るものの、安定した成績を保ち気付けば#3の座を確保していたSSG。
昨年のWorldsにてチームはBest8ながらオフェンシブMVPに輝いたLjのパフォーマンスはもはや、個人的にはDaniel / BM / FKと並ぶ4強の域に達していると感じている。
シャドーに徹する名補佐hockserとベテランChicagoのサポートで、オフで強いLjをまた見せて欲しい。

#4 OG Esports

noly / JKnaps / Comm
シーズン開始前には色々言われていたOG、なんとここまで全ての国際大会出場という結果。
ベテラン力でここまで上り詰める彼らには脱帽。
今回のスイスでも場を荒らす彼らの姿を見ることはできるか。でも上位ブラケットは厳しくない……?

欧州

#1 Gentle Mates Alpine

Juicy / itachi / Seikoo
今シーズンから初参戦となるM8はオンライン・オフラインで安定した成績を収め堂々のEU#1としてWorldsに登場。
この3人を集めたの、めちゃくちゃ慧眼だったな運営陣……上手さより強さ、というのを見せてくれるチームである。
とはいえLondonやEWCでは悔しい敗北もあり、絶対優勝!という感じではないのが今年のRLCSのおもろいところ。
オフライナーJuicyがどれだけ爆発できるかがやはりカギになるはず。

#2 Team BDS

M0nkey M00n / dralii / ExoTiiK
もはや押しも押されぬロケリの名門BDSが#2でEUから参戦。
陰のストライカーExotiikも期待の超大型新人draliiも押しのけて、やっぱり最後はMMが高まってきた。
直近大型大会EWCでの優勝の勢いもそのままに、昨年準優勝のリベンジなるか、期待高。

#3 Team Vitality

Alpha54 / Radosin / zen
昨年世界を獲ったVITが今シーズンここまで苦しめられることを予想していた人はかなり少なそう。
優勝はQualifier4の1回のみ、3人がそろって調子がいいシーンがあまりない印象。
とはいえ、シーズン中苦しんだチームが最後に笑うこともあるのがRLCS。王者復活、見せつけたい。

#4 Karmine Corp

Vatira / Atow. / rise.
VITと並んでKCも浮き沈みの激しいシーズンに。London欠場は誰もが驚いたものの、なんとか#4で滑り込み。
各メンバーの実力に衰えは見られないものの、やろうとしているチームプレイがややリスク高すぎるのが課題。
とはいえやりたいことさえやりきれたなら優勝候補筆頭なことは間違いなく、最高のロケリを俺たちに見せられるか。

#5 Oxygen Esports

archie / Oski / Joyo
本来ならEUは4枠なのだが、MENAのチームが棄権し、代理チームが出せなかったため地域別ポイントトップのEUの次点チームであるOXGが繰り上がり出場。
我らがJoyoは降って湧いたこの機会にどれだけのプレイを見せてくれるのか、俄然期待高まる。
このチームも3人の調子が揃って高いことがあまりない印象、うまく勢いづくことさえできれば#5チームながら全然スイス突破は狙えるはず。

南米

#1 FURIA Esports

yANXNZ / Lostt / DRUFINHO
南米に戻ったFURIA、無事王となりWorldsへ堂々の#1参戦。
新世代のLosttやDRUFINHOが加入してもなお、このFURIAは王様、yanのチーム。
未だ止まらぬ成長っぷり、あとはそれをうまくオフラインの舞台で披露するだけ。
個人的にはスイスで何回か負けて試合数を重ねてきたときが逆に怖いんじゃないかと思っている。

#2 Team Secret

kv1 / Motta / brad
この枠、Complexityが来るものだとばかり思っていたのだが彼らまさかの不調。
FURIAとは対照的な、3人の堅実なチームプレイが光るSecretがやってきた。
KV1のDuel力やMottaのクリエイティブプレイでスイス突破を狙いたいところ。

中東

Team Falcons

trk511 / Rw9 / Kiileerrz
めちゃくちゃ強いのはもはやみんなわかってる、なのにどうしても勝ちきれない!
LondonそしてEWCでも2位と、NA/EU以外の地域初の王者の座をあとちょっとでつかめないFLCN。
大事な大事な試合でリズムを崩してしまうことが多く、それだけが心配だ。
優勝候補筆頭に挙げる人がいても全く疑問に思わないレベルのプレイクオリティ、あと一歩をWorldsで踏み出せるか。

OCE

#1 PWR

Torsos / Fever / bananahead
若いプレイヤーが続々と頭角を現す中、いまだトップを走り続けるFever・Torsosを擁するPWRがOCE#1。
結構ワンパターンな試合展開になりがちだったのだが、bananaheadを加えたことによりプレイバリエーションもやや増えてきた印象。
OCEの底力、見せて欲しい。あとDominus。

#2 QuikTrip Pioneers Gaming

Amphis / Fibérr / Superlachie
Chiefsとのギリギリのランキングバトルを制し、今年もPioneersがWorldsにやってきた。
なかなかオフラインで目立つプレイが見せられない彼らだが、そろそろ経験値も溜まってきたころ。
スイスで波乱を起こすだけの実力はあるはずだ。

APAC

Gladiators

Maxeew / virtuoso / ThO.
去年は別チームでWorldsに来ていたVirtuosoとMaxeewが今年は揃っての参戦。
地域大会ではThOが完全にフィットしていなかった説もあり、期間空いてのWorldsでどんなプレイを見せられるかに期待したい。
そろそろAPACチームがスイス突破するとこ、見たいわね。

アフリカ

Limitless

Snowyy / Sweaty / 2Die4
今年はEUからの刺客に地域大会をかなり荒らされたものの、最後に立っていたのはLimitless。
対抗すべくかなり実力も上がっているとの噂、このWorldsで鬱憤を晴らすことができるか。
まだWorldsでは勝利が無い彼ら、ステップアップする瞬間が見てみたい。

みんなで見よう

チーム紹介書いているうちにかなり観戦欲高まってきてしまった……
というわけで今年ももちろん全日程、公式日本語ウォッチパーティを実施します!
深夜~朝という日本人にはつらい時間帯ながら、みんなでワイワイ観戦しましょう。

配信URL:
https://www.twitch.tv/kokken

9月11~16日 01:00配信スタート 8時ごろ最終試合の予定

詳細ページ:
https://liquipedia.net/rocketleague/Rocket_League_Championship_Series/2024

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